ツタエタイ
葉月のパパさんが緊張してる。
ママさんは相変わらずで、お兄さん夫妻は芸能人を見てるみたいに目が輝いてる。
「お恥ずかしい話、昨夜離婚しまして…」
はっ!?
「月ちゃん、立花に…娘として来てくれないかな?形だけでいいから」
「何で…私のせいで…」
「違う。本当に違う。ほら、僕こんなんでしょ?だから結婚当初から嫌だったみたい。だから子供も居ないし、立花家継ぐ人間居なくなる…矢崎…君には婿に入って欲しいって言うのが僕の考え。無理やりじゃないから」
「俺次男坊だから別に構わないだろ?」
葉月が両親に聞いてる。
「いいわよ♪ねっお父さん?」
「あぁ。2人の好きなようにしなさい」
「我儘言って申し訳ありません。でわ、これは結納金です」
考えとけと言ってちゃっかり決定だったのかよ!!
「月ちゃんは明日暇かな?色々書いて欲しい書類があるんだよ」
「はいっ」
「じゃぁ、マンションに秘書向かわせるから…」
不自然だった。