モノクロの音色よ鮮やかに響け
何をしても自由なハズの昼休みに、川畑に話しかける恭子。
変わっている子だな…と思いながら
その好意を感じて川畑が嬉しく思わなかったでしょうか。

手を繋いで歩きながら、人生を共に歩けたら…と望まなかったでしょうか。

川畑のことだから、きっと恭子が来た日を、音声日記のテープに記録してると思います。
テープを聞いてみたら、川畑の感動や苦悩や愛情がわかるかもしれません。

でも、それは川畑だけが知る事で
私達は、想像したり、相手の立場にたって考えてみる事しかできません。
そして、それが何より重要なのです。

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