訳有彼氏

 あと少しで授業が終わる頃。

 放課後が待ち切れない鴉孤は時計ばかりを見ていた。

 授業が嫌だから、目を閉じた。

 頭の中に暗い部屋が浮かぶ。

 そこには八人の人格。

 スポットライトには誰もいない。

 鴉孤の隣に立つ空がなにやら怒っているが、無視をしておく。

 目の前に立っているのは誰だろう。

 ああ、長門か。

 
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