モデルのあたしとセンセイ。
「…それよりも!おまえは話しがあんだろ?」
ん?と優しく微笑かけてくれる先生を見て先生のこの優しい笑顔も好きって実感した。
先生は分かってくれていた。あたしが先生に話をしたがっていたこと。
「…はい」
それからあたしは両親が死んだこと。親戚にされていたこと。そしてモデルの仕事を始めたきっかけを全部話した。
先生はわたしが話している間口を出さずに黙って聞いてくれていた。そしてあたしが話していて涙が出そうになると優しく温かい手であたしの手を握ってくれた。