モデルのあたしとセンセイ。
先生はゆっくりと手を伸ばすとあたしの髪に優しく触れた。
「…隠してんのがもったいねーな」
「え?」
「こんな綺麗な髪隠してんのもったいねー。さっきのウィッグも綺麗だけど、比べもんになんないくらい綺麗」
真剣な顔であたしの目を真っ直ぐ見ながら先生は言った。
カァーと自分でも分かるくらい顔が熱くなって思わず下をむく。
「どうした?」
いきなり下を向いたあたしを先生が覗きこむようにして見た。