ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「美咲っ――!?」


幽霊でも見たような顔で
凍りつく拓巳の後ろに、
同じくシーツを巻き付けて
ベッドに体を起こしてる、
知らない女の子も見えた。


……かわいい顔をした子だ。

あたしより、4,5歳は若そう。


「み、美咲……なんでっ……!?」


こんなにうろたえる拓巳を
見たのは、間違いなく
初めてだね。


「………いつから………?」



――いつからだったの、拓巳?


こんなの悲劇じゃない。

これじゃまるで、喜劇だ。



「ね――拓巳――…?」



教えてよ。


どっちが浮気でどっちが
本命とか、そんなことは
どうでもいい。


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