ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》



今日もそこそこのアポが
入ってて慌ただしく一日を
過ごすなか、1時を過ぎた
頃に、本当にホワイト・
マリッジの幹部らしい人達が
オフィスを訪ねてきた。


課長よりお偉いの部長に
案内されて入って来る、
数名の男女。


席についてた者はまず最初に
大きく『お疲れ様です』と
挨拶する。


その後一行は話をしながら
中に進んできたから、傍を
通った時には、もう一度
会釈をした。


でもそれだけで、あたし達に
直接の紹介があるわけでもない。


見学はものの十数分で終わり、
あたしが気づいたのは、
どうやら唯一の女の人が
社長で、幹部とはいえ全体的に
歳が若いっていうことくらい。


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