ギミック・ラブ ~年下小悪魔の上手な飼い方~《完》
「すみません、ダメです。

やっぱりどうしても入会金
NGで……」


「そっか……わかった、
まぁ仕方ないね。
じゃあお見送りしといで」


「はぁい……」


雅絵はまたカウンセリング
ルームに戻っていく。


迷ってるお客様には出来る
限り押すけど、あまり
しつこくはできない。


こういう職種に対する法律も
最近は厳しいから、うちでは
接客時間は諸々合わせて
2時間がMAXって決まってた。


今の雅絵のお客はずっと
入会金が高くて悩んでたけど、
結局ダメだったってこと。


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