執事の恋人~召しませ。お嬢様~
全部は食べきれず、4分の1だけ、完食。



後は冷蔵庫に入れてもらった。



斗希がまさか、私の誕生日ケーキを焼いてくれるなんて、最高のサプライズだった。



「大きなダイヤですね…」
私は斗希を部屋に招き入れて、二人で同じソファーに座った。


昨日、大久保様から頂いたエンゲージリングのダイヤの指輪を斗希に見せた。

斗希は手にとって、指輪を凝視。




私の指には大き過ぎるダイヤの指輪。



「成金のおばさまじゃないし、こんなに大きくなくても…」



「私には永遠にお嬢様にプレゼント差し上げるコトのできない品物ですよ…」



斗希はシャンデリアの照明にかざして、そして、私に返した。


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