執事の恋人~召しませ。お嬢様~
「別に要らない。斗希の焼いたケーキの方がよっぽど嬉しいわ…」



「・・・お嬢様、夫なる方のコトを悪く言わない方がよろしいかと…」



「別に、悪くは言ってない…」



「妻として少しは夫を立てないと…」


「・・・私だってスキで結婚するんじゃないの!!」


私は斗希の声を荒立てた。



「・・・」



私は指輪をケースにしまって、蓋を閉じた。



気まずい雰囲気が私と斗希の間に漂う。









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