執事の恋人~召しませ。お嬢様~

~春華side~

* * *


斗希とユメの別れた噂が、校内に流れた。



『恋人たちの場所』のジンクスも二人には叶わなかった。



二人が別れても、私と斗希の関係が変わるコトはない。



今夜は私に主導権を委ねたーーー・・・



「もう少し…腰をくねらせて下さい…お嬢様」


「そんなコトできないわ///」


「それでは困ります…。恥じらいをお捨て下さい…」


「・・・」



私が斗希の上に乗り掛かり、一つに身体を重ねていた。




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