執事の恋人~召しませ。お嬢様~
いつもは受身の私に主導権を委ねた斗希。



私を見つめる彼の視線は困惑で揺れていた。



斗希は諦め気味に自分の腰を突き上げた。
彼の動きで、淫靡な水音を立て、私の身体に快楽の波が押し寄せる。



斗希は身体を起こして、そのまま乱れた布団の上に私を押し倒した。



主導権は斗希に握られてゆく。



「ふぁっ…あぁん…」



斗希の与える快楽に狂うように、声を上げる。


私の嬌声と卑猥な腰の擦れ合う音が、


深い夜の静寂を壊していく。





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