執事の恋人~召しませ。お嬢様~
隣のクラスだけど、私は岩木さんの顔を知らなかった。



ユメの時は彼女は現役のモデルだったから、躊躇したけど。

今度は・・・



「彼女が岩木さんよ」


奈緒美に教えられて、私は教室に戻って来た岩木さんを見た。


私よりも背は低く、可愛い感じの女の子。


ユメとは全く別のタイプ。


「あ…初めまして…伊勢谷さん」



彼女の方から私に挨拶をして来た。



「・・・」


斗希が私の執事だと知ってて、媚を売ってるようにしか思えなかった。


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