執事の恋人~召しませ。お嬢様~
まどかさんは半分、ヤケになって、衣装を探る。



「あなたには相手が居るんだから、お義兄さまの相手には相応しくない」



「・・・」



別に私たちは恋人でもなんでもない。
互いに想う相手を忘れる為の、セフレの関係。



男はキモチがなくても、抱くコトができるって分かっていたけど。



女もキモチがなくても抱かれるコトができた。



斗希に比べたら、快楽は劣るけど。


斗希を忘れるには必要な人。



「・・・今でもスキなの?」


「!?」


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