金髪執事と1つ屋根の下
思わず声が出てしまうほどあたしの部屋はめちゃくちゃになっていた。
家具は倒され中身は床中に散らばっている。
何で?どうして?
地震なんて無かった。
じゃあどうして……?
「死にたくなかったら声を出すな」
聞いたことのない低い声が後ろから突然聞こえあたしは固まった。
「いい子だ」
「ー……っ!!!!!」
低い男の声と同時に首に冷たい感触。
な……何が起こってるの?
帰ってきたら部屋がめちゃくちゃで。
後ろに男がいて。
首には何かが突きつけられていて。