金髪執事と1つ屋根の下







「隼人…今


あたしの事…藍って」





「悪ぃかよ」









隼人は照れ臭そうにそう離し金色の髪を無造作にかきあげる。








「わっ…悪くないよ////」








反対に…嬉しいよ。









「なら一々言うんじゃねぇよ


バカ藍」





「なっ!!!」









思わず大きな声を出すと隼人は意地悪く微笑みながらながらリビングから出ていった。







藍。隼人。





今日1日でかなり距離が縮まったのはあたしの気のせい?





気のせいじゃないよね……?







そして…あたしに芽生えたこの想いー……。



いつか届く日がくるのかな?







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