金髪執事と1つ屋根の下






ーガラッ






未来はあたしの話を聞かずに目の前から姿を消す。








「………な……」








知らない教室に取り残されたあたしは未来が出ていった扉を見つめて固まっていた。




探すって……未来…隼人の顔、分かるの?



知ってるのは金髪だっていう事だけでしょ?



……大丈夫なのかな(汗)




とりあえず、未来が探してるならあたしも探しに行かないといけないよね。




あたしはキョロキョロと辺りを見渡す。








「ー………あ!!!」








思わず大きな声を出してしまい両手で口を押さえた。





そのまま教室の右端へと歩いていく。







「ふごふごふご(これがあれば大丈夫)」







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