君のためにできること
なつきの家。いや、なつみとなつきの家。


白い壁が太陽の光を反射して、ほんの少しだけ、目が痛くなる。


なつみが亡くなってからというもの、まったく行ってなかった。


何となく、なつきと気まずくなってしまったからでもある。


でも、それ以上に、早くなつきにこのメールを見せたい気持ちは強かった。
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