私と君が出逢った場所
―――『おい!やめろよ!嫌がってるだろ!』
俺は高校生に強く言った。
「「なんだよ、この子の彼氏じゃないだろ」」
『萌は俺の彼女だ!人の彼女に手を出すな!』
「「チッ」」
と言いながら高校生達は去っていった。
『向來大丈夫だったか?』
俺はとても萌が震えていたのですぐ聞いた。
「う…ん。助けてくれてありがとう」
萌は泣きながら笑顔で言った。
――――――え?
『俺、今日から向來を一生守る。絶対守る。
だから俺と付き合って?』
俺は萌を自分の方に寄せて言った。
萌は、
「うん、絶対に守ってね」
―――――そう約束をして俺等は付き合い始めた。
俺が好きで萌に告白したんだ…―――――。