キライのちスキ
「…はるか」
「ん??」
頭を撫でられながら、水樹があたしを呼ぶ
「…好き、愛してる」
顔を手で隠しながらそんな事を言う水樹に
あたしは母性本能が…
「あたしも好きだょ…昔と変わらないぐらい」
そう言って、あたしは水樹を抱きしめた
「…じゃあ、付き合いなおそっか」
顔を上げて、
満面な笑みで言う水樹
「しょうがないなぁ」
あたしも、
水樹の答えに返……
ん……??
待てよ…
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