あたし限定。


お気に入りの洋楽を聞きながら、

ひたすら漕ぎつづける。



終業式だから、
午前帰りで家に着いたのは1時を過ぎた頃だった。


「ただいま」


玄関でローファーを脱ぎながらいると、


「おかえりー」

台所から顔を出したばぁちゃん。


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