キミノトナリ


「……………」


「………」


なんだろう、この状況は。簡単に説明すると、川原くんと桜井くんが屋上でお昼を食べるらしくて、茉莉亜と川原くんが言い合っています。



今が、謝るチャンス。



「…あの、昨日は失礼な態度をとってごめんなさい」


「……べつに気にしてないから、優が迷惑かけた」


「優くんは、迷惑じゃなかったから大丈夫だよ」



「…………」



「…………」



海と桜井くんは似てる。


でも、全然違う。


海はクールにみえて、めちゃくちゃ明るい。


口調は全然ちがう。



それだけじゃない、オーラだって違うし、なんとなく違う。



「…………」



「……茉莉亜、」



「あっ!みよごめんごめん。このバカがどかないっていうから」



「一緒にたべれば?」



あれ、私なにか変なこと言ったっけ?



「はぁ、みよわかったよ。」


「みよちゃん?」



「あっ、こんにちは。藍川みよです。」



「俺は、川原翔馬。よれしく、みよちゃん」



「おいコラ、可愛いあたしのみよにちょっかいださないでよね」



「うるさい、茉莉亜はいい加減大人になれ」



「はぁ?翔馬こそあたしよりガキ!」



あー、また始まった。



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