【続編】長男のカゴ
父、雷の言葉は家の中で絶大だ。



家族会議で決めたことも、最終判断の雷の言葉に委ねられる。



それは雷が一家を守る大役を果たしているから。



母親の留宇(ルウ)は頑固で負けず嫌い。



肝っ玉母ちゃんには見えないくらい美人で若い。



それでも俺たち兄妹、6人を育てあげてる。



「留宇からもなんか言えって!!」

「楽しいよ。新しい勉強。ねっ、雷さん」



年中キスしまくってるバカ夫婦がっ!!



息子の前で恥ずかしげもなくしやがって!!



まぁ、留宇は雷の決めたことに反対はしない。



それはわかってたことだけど。



「芽衣タン、由衣タン、寂しいよな?」

「善兄、キモいって。つーか、むしろグロテスク」

「お前らいつからそんなに冷たくなったんだよ!!」

「「バイバイ、善兄」」



双子の妹が冷たい…。



5歳離れてて現在小6。



次はコイツ!!



小3の天(テン)!!



「天君、善がいないと寂しいよな?」

「俺ね、副社長でいいよ」



小3で現実見てんじゃねぇよ!!



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