【続編】長男のカゴ
なんか希望が持てたよ、部長…。



マジで頑張ろう。



それからめちゃくちゃ頑張って仕事に励んだ。



帰りは基本夜中。



余計な仕事も引き受けて、怜の冷めたメシを食う日々…。



「お帰り…」

「起こしたか?」

「起きて待ってられなくて…ごめん…」

「いいよ、怜も疲れてんだから」

「寝よ?」



平日は怜に構えない。



思ってた甘ったるい同棲生活とはかけ離れてる現実…。



でも、疲れれば疲れただけ周りから認められる。



休みの日は日頃の疲れを癒すために寝て過ごして…。



こんな生活限界だっ!!



「怜っ!!起きて?」

「なにぃ~…」

「ヤる」

「は…?」

「働いてから2ヶ月、触ってねぇ!!明日休みだし。食わせてよ…」

「ちょっ、あたし眠いっ…」

「ムリだね。ヤバ~…癒し…」



柔らかい…。



超いい匂い~!!



「気持ちいい~…」

「もうイヤっ…善…」



食っちゃったもんね。



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