【続編】長男のカゴ
これからはちゃんと善を支えて行こう。



藤間家みたいな暖かい家庭にしたいなぁ~。



子どもはそんなにいらないけど…。



退社の日まで、毎日仕事をちゃんとやった。



「引継も完了しました!!」

「岩崎がいなくなると寂しくなるな」

「そんなこと…」

「同期の中ではいちばん仕事できたからな。まぁ、俺たちは俺たちで頑張るから。岩崎も元気でな」

「はい!!お世話になりました!!」



こうしてあたしは会社をやめた。



善と籍を入れたのはふたりの記念日。



付き合った日の記念日に入籍!!



「あたし、これから藤間さんって呼ばれるんだね」

「そうだな。家のことは全部怜にまかせるから。やりくりもな」

「はぁい」

「俺の通帳渡しとく~」



善の貯えを見てびっくりしたのは言うまでもなく。



株と今までの給料でとんでもない額が通帳に入っていた。



「じゃあ甘い新婚生活初めますか~」

「そうします」

「怜ちん、一緒に風呂入ろ!!」



昔と全くかわってない…。



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