ロサは侍女になることにした
彼女、ロサ・エディータはゴーディン出身の村娘で家族と平和に暮らしていたが、戦火に捲き込まれ、一人生き残ったロサは出稼ぎで食いつなぐ為に旅をしていた。
ゴーディンは隣国のアドバとはあまり仲の良い関係ではなかった。大昔、この2つは1つの国として成り立っていたが、自然災害や不況、天候悪化による農作物の不作、そして独裁政治により国民を痛め付けていた。独裁政治を支持するものと、それに反対し民主化を求めるものが別れた。
数十年前に、未だ独裁下におかれるアドバから、民主国になったゴーディンが独立した。
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