社長の溺愛
数人の仲居さんたちが料理のセットを終えて頭を下げて部屋を後にしていく
その中で少し偉い仲居さんが綺麗な笑顔をつけて
「なにかありましたらご遠慮なく」
と微笑んだ
「ありがとうございます」
社交辞令のようになった言葉をかけると
サー…
心地いい襖(ふすま)の音を残して足音を遠ざけた
「「いただきます」」
毎日やっているだけあってどこからともなく声が出てきた
合わせた手をはなすと綺麗な料理に心を弾ませた彼女が目にはいる
翼にも話さなくちゃな…