30分女子中学生
タイトル未編集
私は今日も早くに学校へ行った。
なぜなら、今私は『恋』をしているから。
とはいっても分かりずらいよね・・・。

私は久しぶりに早くに学校についた。
「今日は早く来たから一番かなぁ?」
などいってクラスの一番を狙って教室へ向かった。

ガラッ

「よしっ一番のりっ・・・。」
途中で言葉をなくし教室をみたら。
同じクラスメイトの『飯田 迅』がいた。
迅は意外とバレンタインなどに沢山のチョコを貰っている
モテモテの王子様だという人。

「えー一番じゃないのぉ?」
とため息をつきばがらも席につく。
「俺が一番で何が悪いんだよ」
と迅が呟いた。
「べっ別に悪くありませんよっ」
私はとがった口調でいう。
「あっ、そうですか。」
としれっという彼の口調に普通は腹が立つが何故か『ドキッ』とした。
私は今まで一度も『恋』というものをしたことがないから
この『ドキッ』とした気持ちが恋の始まりだとは思わなかった。

それからも私はなにか知らないけど体が勝手に動くかのように
毎日毎日と朝早くに学校については迅にあう。

私は今だに一番になれなくて悔しかったせいか一日だけ
いつもより5分早くについた。
いつもどおり教室はいると誰もいなかった。
誰もいない教室なんて初めてだと思い席につき
「あーぁ、迅がいないから寂しいなぁ」
など呟いていたら。

ガララッ

「誰!?」
なぜだか私は焦っていた。
すると迅がいた。
「お前、俺のこと待っていたのかよ」
ニッと微笑んだ迅がいた。
「ん?待ってないよ?どしたの?」
私はきょとんとした顔でいった。
すると彼はハァとため息をついた。
「別に、あんたって以外に鈍感娘だったんだな」
と笑いながら言う。
「えっ?鈍感って何が??」
「まぁ、つまりこういう事だよ」
といいながら迅は私の手を握り抱きついてきた。
その時私は40°以上の熱を出していないかむしろそっちにドキドキした。
「っちょと、迅離してッ!!」
「だめ、絶対に離さない」
(この人一体何がしたいのってか誰かきたらどうすんの!?)
など思っていたら。
誰かの廊下を歩く音がしてきた。
「ゃっ、離してよッ!!!」
私はおもいきり迅を振り離し教室から出ていった。


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