年上な彼女
あくびをする。


パチッ

目が合う。


そして


「佐野くんどお〜?」


やっぱり話し掛けてきた。
同じ学年に友達いないのかね。


「どおって、何もやってないからなにも感じないですね。」


「ははっ、たしかに・・」


申し訳なさそうにする
先輩の表情に少し笑った。

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