僕等は野良猫

イチゴ牛乳




僕はソファーに


飛び乗り


少し休むことにした



フカフカのソファーは


座り心地が


とてもよかった



「野良。なんか飲むか?」


「うん」



庵は冷蔵庫から


牛乳パックのようなものを


取り出すと


それを白いお皿に入れた



「わりぃ。これしかなかった」


「…なにこれ」


「イチゴ牛乳」



イチゴ牛乳……


美味しいのかな‥?



「飲んだことないのか?」


「うん‥」


「甘いが美味いぞ」



僕はお皿に


口を近づけた
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