僕等は野良猫




ただ優しく…


それでも強く…‥



『なんで忘れてたのかしらね』



優しい暖かさが


僕に伝わる



『…全てが終わったら、また呼ぶからね?』


「…ルイナ様?」


『ふふっ。ゼロに気づかされるとは、思ってなかったわ』



ルイナ様は


クスクスと笑っていた



『さぁ、そろそろ戻らないとね』


「…」



パアァァァ‥と


身体が光り始めた



『浬音。…‥実らぬ恋ほど…‥』




フワッ…と


意識が薄れていく中で





『ステキな「愛」を生むわ』





そうルイナ様の声が



聞こえたんだ


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