僕等は野良猫
避けようと
動いたが、
直感的に感じた
あ、無理だ…‥‥
ザクッ…!!!!!!
「っ…カハッ……ゲホッ」
私の身体に
痛みは来ませんでした…
私の前に、
私の代わりに‥
「……柏‥」
「ゲホッ…ゆ、油断してんじゃねーよ…ハァハァ‥」
柏が、
私を庇って
刺されたんです…
「ッフ…、雫っ!!!!」
「うっせぇ!!!」
バキッ!!!と
雫の蹴りが、
ナイフを持っていた敵に
見事なまでに当たりました