僕等は野良猫





僕はフワッと


父さんの目の前に


一瞬で移動した



「……化け物め‥」



父さんは


そう呟いた



僕は


そんな父さんに


小さく笑う



「…なんとでも言えばいい。僕は、貴方を止める」


「ふっ。意味が分からん」



父さんは


笑うと


僕を睨んだ



「さっさと消えろ。目障りだ」


「…消えるよ。父さんも……一緒に‥ね?」



僕は父さんの顔を


ガシッ!!と掴む



「なんだ。握り潰す気か?」


「…そんな力ない」



僕はルイナ様が


言っていた


力を使ってみる事にした






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