青色【短編】
「咲ちゃんじゃない?」
「そ、それは…。」
「あたしはね、
巧ちゃんが好きだよ・
でもあたしだけ好きだと
付き合ってる意味無いの。
巧ちゃんは多分咲ちゃんを
好きって気づいてないの。」
「だから、あたしから言うの!」
目を閉じて。
深く、
大きく深呼吸。
そして、目を開けて
巧ちゃんの目を見る。
「今までありがとう。
別れよう、巧ちゃん!」
泣きたくない。
でも、思い通りに
いかないものだ。
涙があふれて、
頬を伝う。
止まらない。