シャイニング・ライト
悪魔の知能はある程度高い。だが本能と欲望に生きている部分が大きく。人間に寄生したときは、人間の記憶に従い

自動オートで人間を動かしている。腹が減り、えさを探すようになると、その記憶を使ってえさ(つまりは人間)をだまくらかしたり、お

びきだしたりして肉を喰らう。食事のときだけ、悪魔は体を離れ、本能のあるがままとかすのだ。貪り、食う事だけを考える。基本的には

食欲だけを考えている。これから長い生活をどうしようかなんて考えてない。その人間の一生を使ってきままに生きようと考えているだけ

なのだ。だが、彼ら悪魔には天敵がいた。私たち天界の人間だ。たびたび下界に降り、悪さをする悪魔達を天界は一掃し、絶滅させようと

していた。しかし彼らは激しく抵抗した。悪魔は自分の身の危険になると、激しく抵抗し、目にうつるもの全てを破棄しようとする気性を

持っている。長い年月をかけて滅ぼしてきた悪魔も残り5体となった。その5体は処刑前の牢獄から逃げ出したのだ。もし、天界の警備隊

が学校に現れれば、悪魔達は死に物狂いで暴れまわり、大殺戮が始まるのは確実だ。だから、晃の手を借りてるって訳なのだ。天界の装置

だけなら、借り出せるし、それを晃が学校に持ち込んで設置すれば悪魔にはきづかれずにすむ。天界のものが近づくと、彼らは天界の人間

の気配を感知するセンサーを持っているらしくうかつに近づく事は出来ない。

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