S×S姫と執事!?
一口飲むと紅茶のいい香りが口の中いっぱいに広がる。
「お嬢様、お着替えを用意しました。」
するとあたしのベッドには可愛い制服が置いてある。
「…」
それをあたしは無言で手に取る。
「では、朝食の準備はしてありますので、ダイニングでお待ちしております。」
バタンッ
「ふぅ…」
夕佐はあたしが3歳くらいの時に執事をはじめていた。
夕佐はあたしより2歳年上で、学校には通っていない。
執事の学校を通ってたらしいんだけど…すぐに完璧にこなして卒業したらしい。