疲れ切った心


ガラッ



「はぁ・・・はぁ・・・」



「悠斗!?」



「やっぱりここに居たか」



人が来なければ素で居られる生徒会室に来てみたら案の定居た。



「何で分かったの!?」


「お前の考えることなんて直ぐ分るっつーの」



暑いのでネクタイを緩める。



「あっそ、オヤスミ」



はぁ!?



ソファーに横になり、頭の近くに携帯を置いて寝る体勢に入った。



「おい」



珠理の近くまで行き、揺さぶった。



< 26 / 572 >

この作品をシェア

pagetop