疲れ切った心




「珠理、よかったの?」





「何が?」




「・・・・・・悠斗君」




さっき謝ってたことが引っかかって聞いてみた。





「・・・・・・・・・・」





黙って俯いてしまった。





「ごめんね。やっぱ忘れて」





珠理を苦しめるなら忘れてくれた方がいい。





その後、茉美ちゃんや他の役員たちが来た。





当の本人は、本当に何も無かったように笑顔で接していた。





そんな姿が、無理してるようで仕方が無くて、胸が痛かった______
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