疲れ切った心
珠理side






昨夜はお義母様の美味しい料理を沢山頂いた。



「じゃあ気を付けて帰れよ」



「了解で~す」



「んじゃ、行ってきます」



私のおでこにキスを落としてから学校に行ってしまった。



「若いっていいわね~」



恥ずかしすぎる・・・・・



「さ、私も帰る支度しましょ」



「あ、私も手伝います」



「あら、珠理さん仕事は大丈夫なの?」



「はい。今日は遅くから出勤なんです」



「そうなの?じゃあ手伝ってもらおうかな」



「勿論です」



一緒にお義母様の荷物をバックの中に詰めていく。



「悠斗のことよろしくね」



「よろしくされてるのは私の方ですよ。何時も悠斗さんにはお世話になってます」



今の私が居るのは全部悠斗のお陰。



「偶にお節介な所もあるけど、そんな時ははっきり言ってあげてね」



「その時は遠慮なく言わせて頂きます」



2人で笑い合ったり、お喋りをしていると、時間になり駅まで送ってから仕事に向かった。
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