好きな人の忘れ方
「どーもこーも。あの世?」
「・・・・・・」
うん
「てか、お前、怖くないわけ?」
「へ?」
「いや、だから、俺がいきなり出てきて」
「怖い・・・・・てか、びびる」
「だよな」
「うん」
「命貰われるかもとか思ってんのに普通すぎ」
「映画とかにあるじゃん・・・・」
「何が」
「た、祟り的な感じ・・・・」
「・・・・・・」
「悪霊退散みたいな・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
しーん・・・・・・ってなったね
シャレになんないしね・・・・
「お前、いくつになった」
「26」
「だよな」
「俺は、23のままだけど」
「・・・・・」
「頭、成長してねぇな」
「・・・・・」
「変わってなさすぎ・・・・」
何でだろう
啓太郎は笑ったのに
この時、私には泣いてるように見えた