わたしがお母さんになった日 ~16歳の妊娠~
でも赤ちゃんには、何の罪もないんだってことに気付いて・・・。赤ちゃんは純粋な心で、あたしのところに降りてきてくれた・・・。それに赤ちゃんは何よりも、あたしの子供でもあるんだよね・・・。そしたら赤ちゃんがものすごく愛おしく思えてきて・・・。

母性っていうのかな・・・。強い気持ちが湧き上がってきて。父親がいなくたって、あたしがこの子を絶対に育ててみせるって思ったの。あたしがこの子を、思いやりのある優しい子に育ててみせるって思ったの。

あたしはお母さんにも相談した。お母さんは産むことを応援してくれるって言ってくれた。うちは母子家庭で、お父さんがいないんだよね・・・。小さいときに離婚しちゃって・・・。

お母さんは誰よりも父親がいない子供を育てる大変さや苦労を知っていたけれど・・・、それでもあたしの気持ちを理解して、尊重してくれるって言ってくれた。お母さんが協力するから、一緒に赤ちゃん育てようって言ってくれたの。」




美沙の話を聞いているうちに、わたしは気がつかないうちに涙をぽろぽろとこぼしていた。


わたしにはいつも、晃司くんという味方がついていた。


晃司くんはいつもわたしと赤ちゃんのことを真面目に考えてくれている。


いつもわたしたちを愛してくれている。


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