わたしがお母さんになった日 ~16歳の妊娠~
それから一年ちょっとが過ぎた。


晃司くんは高校を卒業し、就職先も決まった。


晃司くんの就職の日、いよいよわたしたちは入籍して、戸籍上でも家族となった。





入籍した日、わたしの両親と晃司くんの両親が、ささやかな結婚式を開いてくれた。


結婚式には、仲の良い友達数人と近しい親戚だけを呼んだ。


美里と梓も来てくれた。優司はわたしたちの中心で、にこにこと笑っていた。




それから数日後、わたしたちは、わたしの家からあまり遠くないところにあるアパートに引っ越し、そこで家族三人で新しい生活をスタートさせた。






優司は元気に育っている。子育てはとても大変だけど、その分喜びも大きい。


わたしは毎日、子供から多くのことを学んでいると思う。


そして何よりも、お母さんの存在の大きさを感じた。


わたしのお母さんも陣痛に耐えながらわたしを産んで、一生懸命育ててくれた。


そして今も、新米ママのわたしを助けてくれている。






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