恋するカフ・リンクス
思い出して少し落ち着きつつあった鼓動が再び高鳴りそして顔が真っ赤になる。
「どうした?」
彼が振り向きアタシに聞く。
思わず目をそらしてしまう。
「え、えっと。
…なんでもない…」
「もっと背筋伸ばして歩けよ」
彼はアタシの近くに戻ってきて言う。
「猫背で歩いてどうする?
自信がないように思われるだろ?」
そんなこと言ったって自信ないもん。
大きく見られたくないんだもん。
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