『好き』を言えるまで

舞雪の記憶

~亮也~



こうなることはわかっていた


俺は、中途半端な気持ちであいつを傷つけたんだ


好きだった。


それなのに、傷つけた


好きなのに


泣かせた


「っ・・・くそっ」


イライラする


こんな自分が憎い
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