『好き』を言えるまで

「はっ…」

亮也はにも泣きそうだった


「私を守ってくれてありがとう」


「っんなの、当たり前じゃねえかよ」


「私、亮也のこと大好きだよ。今もこれからも」


変わらないよ


「ありがとう、亮也」


「それは、こっちの台詞だし…」


風が優しく頬を撫でた
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