『好き』を言えるまで
「なら許す。」

せなちゃんは、笑ってそういってくれた。

「ところで、あたしの隣の席の人ってどんな人か分かる?」

ほんとに謎だよなぁ。

「分かるわよ。神月日向。かなりの金持ち。」

私の隣すごい人だったんだ?

「何で居ないの?」

気になった私はさらに聞く。

「さぁ?それはわかんない。あ、ちなみに顔も性格も天使みたいに可愛いんだって。」

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