君ニ恋シテル
私はまたベッドに寝転んだ。


なんか、モヤモヤする。


余韻は楽しさが消えて、切なさだけになってしまった。


またね。
ケーキ屋で別れの時に言っていた、てっちゃんの言葉。


またね、なんて…。



ケーキ屋で話した時、握手の時いたよねって、覚えてもらえてて、すっごく嬉しかった。

だけど、きっと…すぐに忘れられちゃうんだろうな。

そう思うと、悲しい。

消えてしまいそうなほどに、私は小さな存在。

イヤっていうほど、感じるんだ。
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