君ニ恋シテル
「とっても良くしてくれて、二人共優しいんだよ」

てっちゃんはそう言って笑った。


「そうそう!だからここは俺達にとって癒しの場みたいな感じ。今日もさっきご飯食べたんだけど、腹減っちゃってここに来たんだ」

「そうだったんだぁ」

逞くんの言葉に、亜紀ちゃんが頷く。


優しい…?
あの無愛想な二人が…?
私はそこに違和感を感じた。


すると、

「お待たせしました」

店員さんが、てっちゃんが頼んだコーヒーを運んできた。


「ありがとうございます」

てっちゃんがお礼を言う。

店員さんはてっちゃんを一瞬だけ見ると、表情一つ変えず、厨房のほうへと戻って行った。


んー…。
どの辺が優しいんだろう?
冷たいオーラしか感じない…。
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