君ニ恋シテル

きゃあああぁー!

遠くから女の子達の歓声が…
そして、司会者の人の声と…
てっちゃんと逞くんの声が聞こえた。

始まったんだ…。


「早く!行ってきな!」

「だから、無理だって…バイト抜けれない…うっ…」

抜けていいならとっくに抜けだしてたよ…。

さらに涙が溢れだす。


「私がかわりにここにいるから!」

「えっ…?」

「だから早く行きな!」

「…いや、でも…さすがにそれはヤバイんじゃ…」
< 41 / 679 >

この作品をシェア

pagetop