君ニ恋シテル
と…ふいにてっちゃんと目が合った。

ニコッと優しく微笑むてっちゃん。


「…っ」

一気に顔が熱くなって、胸がキュンとなる。


「ゆうにゃん、顔が赤いわよ」

「えっ!」

百合香ちゃんにそう言われ、思わず顔に手を当てる。

は、恥ずかしい…。


百合香ちゃんは今日もいつも通りフリフリの可愛い洋服を着て、くるくると縦ロールに巻かれた髪を、可愛いピンクのリボンでツインテールに結っている。

いつもファッションに気を使い、完璧な百合香ちゃん。

凄いなって思う。


「はぁー…なんだか心配だわ」

「え…?」

急に大きなため息をつく百合香ちゃん。


「こうやってみんなで遊べるのは嬉しいわ。ただ…もし誰かにバレて何か問題にでもなったりしたら…。メロンソーダ発言は大した騒ぎにならずにすんだけと…」


確かにそれは私も少しは不安だけど…
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